再診・ころもの皮膚炎



先ほど、ころもの皮膚炎の再診に行ってきました。病院に到着してから診察室に呼ばれるまで一時間半。待ち時間の長さもそうですが、それ以上に気になったのは待っている間に携帯電話を床に落としたりなんかして突然大きな音を立てる人が結構いることでしょうか。もちろわわざとなわけはないので仕方がないのですが、その度にころもがビクッとするので気苦労が絶えませんでした。

気になる結果ですが、抗生剤の効果がバッチリ出てくれたみたいです。やはり赤黒いものは治っている証拠であるかさぶた。一応中途半端な服薬で耐性菌を作らないように抗生剤は二週間から三週間ほど継続するように言われましたが、とりあえず安心してよいとのこと。ホッとしました。院長先生はハリネズミはまず薬を飲んでくれるかどうかが鍵だと言っていましたが、ころもは今のところガブガブとシリンジをかじるほどに喜んで飲んでくれているので大丈夫ですね。

ここからは余談なのですが、ハリネズミの針が生えている側の皮膚は構造がやや特殊で、汗腺や脂腺がまるっきりないそうです。つまりそれらが担っているバリアー機能や洗浄機能がないために感染を起こしやすいということですね。今回の皮膚炎はそれに加えて、まだ若く抵抗力が弱いために起こったのだろうという見立て。しかしハリネズミにそう珍しくない皮膚炎、ここまであちこちが腫れ上がっている症例は見たことがないと言われました。伝染性膿痂疹とびひ)のようなものだろうとのことですが、なんだか心配になる言葉ですね。ちなみに抗生剤が効いたということや、フケや抜け針がないことから恐れていた真菌は除外されました。以上が今日教えていただいたすべてです。どうぞご参考までに。


ピントは合っていませんが、顎の腫れが引いてかさぶたになっているのがよく分かる写真。そしてころもがいかに可愛らしい顔立ちをしているかも分かりますよね。なんちゃって。

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