通院記録/緑色の液体

今朝けむりを病院に連れて行きました。結果はなんとも言えない感じなのですが、ハリネズミの病気や受診に関して少しでも皆さまのお役に立てることがあるかもしれないので、ブログに記録しておきますね。



一週間か二週間ほど前でしょうか。普段汚さないのでほとんど変えないけむりのハウスの下に敷いているペットシーツに緑色の染みを発見したのですが、時間が経ったりなんかして尿が変色したのだろうと気にも留めませんでした。が、数日前にまた見つけてしまったのです。今度は回し車の下でした。

これはいけないと思い、調べに調べました。尿のようにさらっとしているようでしたが、吐瀉物の可能性も考えた上で、ハリネズミだけでなくその他の小動物、イヌネコや鳥なんかの疾患も調べました。めぼしいものはさほど見つかりませんでしたが、尿にしろ吐瀉物にしろサインがあったときには既に手遅れで、受診後まもなく亡くなったペットたちの記録を読んでいたら居ても立っても居られず直ちに受診することを決意しました。

私は仕事があったため、諸症状の詳細や行ってもらいたいことを紙にまとめ、タクシーの手配を済ませた上で同居人に依頼しました。朝一の診察を目指して出発したみたいですが、もっと早くから来ている方もいらっしゃって、結局一時間半ほど待ったそうです。(文字にするとあっさりしていますが、ここ数日の不安や実際に受診に至るまでのあれこれはなかなか大変だったんですよ…)

しかし結論から言えば何の問題もないとのことで、検査など一切することなく初診料の1620円のみ支払って終了です。緑色の液体は胆汁で、空腹時などに逆流して嘔吐に至るそう。猫にもよくある症状みたいですね。身体が成熟するけむりくらいの年齢になると食欲不振はよくあることみたいで、ストレスに弱いけむりは尚更だったのでしょう。

雌のハリネズミですから健康診断を兼ねてという思いもあったのですが、ハリネズミの麻酔は人間などと違って確実に命を削るものであるからそれなりの覚悟や決意を持って臨むものだと先生は仰ったそう。では他覚症状のない病気を発見するにはどうしたらよいのか、若くして亡くなるハリネズミもいるが何歳になったら健康診断をすればよいのか、ということも同居人が聞いてくれたみたいですが、そこの見極めは非常に難しいと先生も口ごもってしまったようで。兎にも角にもけむりが麻酔をかけてまで諸検査を行う必要はないだろうというのが今回の判断。

緑色の液体はもちろんのこと、食欲不振やそれに伴う排泄物の少なさなど以前から感じていた不安を払拭せねばと受診を急ぎましたが、結果的に連れて行く必要はなかったですね。ハリネズミは受診のための移動でさえ非常にストレスになります。よほどの緊急事態を除いて次回からはまず電話診療をしてもらった上で、必要に応じて病院に連れて行くようにしなければと切に感じました。

以上が事の顛末。けむりにも同居人にも大変な思いをさせてしまいましたが、とにかくけむりがなんともないようでホッとしています。

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