ざらめの再診結果

九割五分悪性腫瘍だろうと覚悟して行きましたが、なんと結果は肉芽腫の疑いで抗生剤にステロイドを追加して経過観察。まだはっきりしないため期待しすぎるのはよくないと思いますが、正直心は喜びの舞を踊っています。

昨日の診察内容ですが、くるみの時と同様に細胞診を行いました。今回は麻酔は行わず、綿棒でこすって終了。痛かったのかざらめが一度だけピーと鳴きました。染色に五分ほど待って、その後一緒に確認。念入りに探しますが、そこで悪性腫瘍に特徴的な不定形の細胞は見つかりませんでした。先生も予想外だったようで、私に見えているものを諸々説明した後はぶつぶつ言いながら何度も何度も確認していました。ちなみに今回の症状には直接関係がなさそうですが、核の周りを小さな粒が何十個も囲んでいるものを何個も発見。顆粒にしては大きすぎるがなんだろうとこれまたぶつぶつ呟きながら、最後は分からないから勉強しますと先生。ハリネズミの他、犬猫うさぎフェレットでも見たことがないと仰っていました。

話を戻しますと、正常な歯茎のようにピンと張ったものをこすり取るのとは違ってざらめのようにグジュグジュと露出したところであれば通常中のものまでしっかり取れるはずだから、リンパ腫や扁平上皮癌の可能性は低いと判断。そんなわけで考えられる疾患として肉芽腫が上がってきました。肉芽腫であればステロイドが有効で、腫瘍がまるでなくなるまで小さくなるみたいです。もしも悪性腫瘍であればステロイドが効かずに腫瘍がそのままかあるいはじわじわと大きくなっていくので、その場合は二週間を待たずに受診してほしいと言われました。

再診料 1000円
細胞診 3000円
プレドニゾロンシロップ 800円
(抗)バイトリル150 1000円
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請求額 6380円

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